ゴルフレッスン
【ゴルフ初心者】人生初ラウンドでスコア117!ゴルフ未経験から8か月、驚きのコースデビュー
こんにちは、スイングアーツの真庭です。
昨日は、お盆休み最終日のゴルフイベントを開催しました。
スイングアーツでは、初心者の方からアベレージゴルファー、競技志向の方まで、それぞれのレベルに合わせて楽しんでいただけるゴルフイベントを月2〜3回開催しています。
パットのOKなし、タッチなしで真剣勝負を楽しむ「月例会」をはじめ、ダブルペリア方式で気軽に楽しめる「エンジョイラウンド」、そしてゴルフ場に出たことがない方に向けた河川敷でのショートコースレッスンなども行っています。
インドアでスイングを練習することはもちろん大切ですが、やっぱりゴルフはコースに出るともっと楽しい。
実際の芝の上で打ったり、バンカーに入ったり、傾斜から打ったり。
そしてナイスショットが出た時の気持ちよさは、練習場とはまた違います。
今回は、そんな「初めてのゴルフ場」を経験される会員様と一緒にラウンドしてきました。
今回の舞台は、堺カントリークラブ。
お盆最終日ということもあり、12時30分ごろからの午後スループレーで18ホールを回りました。
そして今回参加されたT様。
実はこの日が、人生初のゴルフ場でのラウンドでした。
T様がスイングアーツに入会されたのは2025年12月。
月3回レッスンの「ステップアップコース」で練習を続けてこられました。
入会された時は、ゴルフクラブを握ること自体が初めて。
本当にゼロからのスタートです。
当初は春ごろのラウンドデビューを目標にしていましたが、お仕事などの都合もあり、今回ようやくデビューの日を迎えることになりました。
普段の練習は、ほぼスイングアーツでのレッスンのみ。
打ちっぱなしなどへ頻繁に行かれていたわけではなく、おおよそ2週間に1回のペースでレッスンを受けていただきました。
6月には追加レッスンチケットも利用され、月4回練習されたこともあります。
T様のレッスンで大切にしてきたのは、難しい技術をたくさん覚えていただくことではありません。
スイングの軸。
スイングプレーン。
クラブの基本的な使い方。
一定のテンポ。
そして、インパクトで終わらずフィニッシュまでしっかり振り切ること。
こうしたスイングの基礎と再現性を中心に練習していただきました。
初心者の方ほど「ちゃんとボールに当てたい」という気持ちが強くなり、インパクトでスイングが止まったり、手だけで合わせにいったりすることがあります。
ですからT様にも、最初から「きれいに当てる」ことだけではなく、最後まで流れのあるスイングをすることを意識していただきました。
実はラウンド前の約3週間、T様はレッスンに来られていませんでした。
そのため、
「久しぶりなので大丈夫でしょうか……」
と少し心配されていました。
でも、人生初ラウンドです。
スコアを気にしすぎるより、まずはゴルフ場を楽しんでもらうことが一番です。
「今日は初めてのコースを楽しみましょう!」
そんな話をしながらラウンド当日を迎えました。
ラウンド前には近くの練習場でスイングを確認。
久しぶりのゴルフにもかかわらず、しっかりボールを捉えています。
ご本人からも、
「お!まあまあできる!本番が楽しみです!」
と笑顔が出てきました。
不安よりも楽しみのほうが大きくなってきたようです。
ゴルフクラブもラウンドの約1週間前に揃えたばかり。
ブリヂストンの初心者向けセットで、シュリンクを外したばかりのピカピカのクラブです。
いよいよコースデビューです。
初心者の方からよく聞かれるのが、
「初めてコースに出たら、何打くらいで回るものなんですか?」
という質問です。
もちろん、これは本当に人それぞれです。
T様にも、
「女性の初ラウンドなら140〜170くらいでも全然おかしくないですよ。130を切れたらかなりすごいですよ」
という話をしていました。
この時は、まさかその130どころか120まで切ってしまうとは思っていませんでした。
今回、堺カントリークラブを選んだ理由の一つが、比較的フラットでプレーしやすいことです。
初心者の方のコースデビューでは、
「短いコースのほうが簡単そう」
と思われるかもしれません。
ところが、距離が短くてもコース幅が狭かったり、ドッグレッグが多かったり、アップダウンが激しかったりすると、初心者の方には難しいことがあります。
初ラウンドでは、距離以上に傾斜がきつすぎないことや、プレーしやすいことも大切だと思います。
また、カートの乗り入れができるコースであれば、初心者の方はもちろん、一緒に回る方の負担も少なくなります。
関西では堺カントリークラブのほか、六甲カントリー倶楽部や関西空港ゴルフ倶楽部なども、条件が合えばラウンドデビューの候補にしやすいと思います。
スタート前には練習グリーンへ。
T様にパターの基本的な打ち方や距離感についてお伝えしました。
実際に打ってもらうと……。
これがなかなか上手い。
最初から距離感がかなり合っています。
その様子を見て、
「もしかしたら130を切れるかも?」
と少し期待しました。
そして、いよいよ第1ホール。
人生初のティーショットです。
こちらも少しドキドキしながら見ていました(笑)。
ナイスショット!とまではいきませんでしたが、ボールはしっかり前へ飛んでいきました。
まずは一安心です。
2打目はユーティリティ。
T様はまだそれほど飛距離が出るわけではありませんので、この日はセカンドショット以降で6番ユーティリティを多く使いました。
そして実際のコースでは、練習場と違って毎回同じ場所から打てるわけではありません。
つま先上がり、つま先下がり、左足上がり、左足下がり。
ラフに入ることもあります。
その都度、ライの状況に合わせて打ち方をアドバイスしながら進んでいきました。
3打目は残り約80ヤード。
9番アイアンで打つとナイスショット!
少し飛びすぎてグリーンをオーバーしましたが、次はサンドウェッジです。
「腰から腰くらいの振り幅で、途中で緩めず同じテンポで振りましょう」
とお伝えすると、その通りにスイングして見事グリーンオン。
続いて人生初の本番グリーンです。
約7メートルのファーストパットは少しオーバー。
それでも、しっかりカップ方向へ打てています。
残り約2メートル。
この日のOKはワングリップ程度でしたので、これは打ってもらいます。
すると――。
なんとカップイン!
人生初ラウンドの第1ホールを、トリプルボギーでホールアウトです。
T様からは、
「ちゃんとボギーとか、名前のついたやつでよかったです(笑)」
と、とても嬉しそうな一言。
いいスタートになりました。
その後のプレーを見ていて、一番印象に残ったのは大きなミスが少なかったことです。
もちろん初ラウンドですから、バンカーで苦戦したり、思うように打てなかったりする場面はあります。
それでも、
空振りはゼロ。OBもゼロ。
そして特に良かったのが、グリーン周りのアプローチでした。
普段から、
「腰から腰」
「8時から4時」
というように振り幅を決めて練習していたため、本番でも迷いが少なく、同じようなテンポで打てています。
初心者の方の場合、アプローチでボールを上げようとしたり、飛びすぎるのを怖がってインパクトで緩んだりすると、トップやダフリといった大きなミスにつながります。
T様は、普段練習している振り幅をコースでもそのまま実行できていました。
これが大叩きを防げた大きな理由だったと思います。
そして前半9ホールを終えてスコアを確認すると、
なんと59!
初ラウンドでハーフ60切りです。
同伴者のみなさんも驚いていました。
「8か月も練習しているなら、それくらいで回れるのでは?」
と思われるかもしれません。
でも、これは決して当たり前ではありません。
練習場とゴルフ場はまったく違います。
傾斜があり、ラフがあり、バンカーがあり、毎回ボールの状況が変わります。
練習場のように、
「もう一球!」
はありません。
すべて一発勝負です。
しかも人生初のコースですから、当然緊張もします。
そんな中で普段練習してきたことを再現できたことが、何より素晴らしかったと思います。
後半も大きく崩れることなく進んでいきます。
そしてパー3。
ティーショットは残念ながらバンカーへ。
初ラウンドですから、これはかなり難しい状況です。
ところが2打目。
バンカーから打ったボールが見事にグリーンへ。
しかもカップ横約1メートル!
そして、このパットをしっかり沈めて――。
人生初パー!
初ラウンドでパーまで取ってしまいました。
これには私たちもびっくりです。
そして迎えた最終ホール。
ドライバーはナイスショット。
続く約100ヤードのショットも9番アイアンでナイスショット。
グリーンを捉えたかと思いましたが、ボールが止まらず奥へこぼれてしまいました。
そこからアプローチ、そして3パット。
最後は少しもったいないダブルボギーとなりましたが、18ホールを終えてスコアを確認すると――。
なんと人生初ラウンドで120切りです。
ほぼノータッチで、OKもワングリップ程度。
バンカーでは何度か失敗もありましたが、最後は自分の力で脱出しました。
本当に素晴らしいラウンドだったと思います。
人生初ラウンドで、しかも夏の午後スループレー。
体力的にもかなり疲れたと思います。
それでもラウンド後、T様から、
「もっとゴルフが上手くなりたい!」
「またラウンドしたい!」
と言っていただきました。
コーチとして、これは本当にうれしい言葉でした。
最初はクラブを握ることすら初めてだった方が、少しずつ練習を続け、初めてゴルフ場へ行き、自分の力で18ホールを回り切る。
そして、
「またゴルフがしたい」
と思ってもらえる。
117というスコアももちろん素晴らしいですが、個人的にはこちらのほうがうれしかったです。
そしてT様の次の目標は、
「1年以内に100を切る!」
今回のラウンドを見る限り、決して無理な目標ではないと思います。
これからまた一緒に練習していきましょう!
T様、人生初ラウンド、本当にお疲れさまでした。
そして117、おめでとうございます!
最後にコーチ目線で、T様が初ラウンドながら117で回れた理由を振り返ってみます。
毎回1〜2回素振りをして、クラブが芝に当たる感覚を確認してからアドレスに入っていました。
初心者の方ほど、コースへ行くと周りが気になって慌てて打ってしまいがちです。
T様は自分の準備をしてから打てていました。
コースでは「ボールがどこへ飛んだか見たい」という気持ちが強くなります。
その結果、顔が早く上がってミスになることがあります。
T様はボールのあった場所を見る意識を持ち、最後まで我慢できていました。
「ボールに当てよう」としすぎると、インパクトでスイングが終わってしまいます。
普段から練習してきた、最後まで流れるように振るスイングをコースでも実践できていました。
コースへ出ると、飛ばしたい時は急いで振り、怖い時は緩めてしまう。
これがミスの原因になります。
T様は18ホールを通して、比較的一定のテンポで振ることができていました。
そして、今回一番大きかったのはここだと思います。
T様のドライバー飛距離は約130ヤードです。
決して飛ぶタイプではありません。
それでも117で回れました。
つまり今回のラウンドは、
「初心者のスコアは飛距離だけでは決まらない」
という、とても分かりやすい例だと思います。
グリーン周りまで来たら、できるだけ少ない打数でホールアウトする。
アプローチでは振り幅を決める。
途中で緩めない。
パターでは距離感を合わせる。
こうした基本的なことを積み重ねた結果、大叩きをかなり抑えることができました。
初めてゴルフ場へ行く前は、誰でも不安だと思います。
「ちゃんと当たるかな?」
「空振りしたら恥ずかしい」
「何打くらい叩くんだろう?」
「一緒に回る人に迷惑をかけないかな?」
そんなことを考えてしまう方も多いと思います。
でも、最初から上手に回る必要はありません。
まずは実際のゴルフ場を経験して、
「ゴルフって楽しい!」
と思ってもらうことが一番です。
そしてラウンドデビューまでに、飛距離を伸ばすことだけではなく、
同じテンポで振ること。
アプローチの振り幅を覚えること。
パターの距離感を練習すること。
こうした「大きなミスを減らす基礎」を身につけておくと、初めてのラウンドもかなり楽になります。
スイングアーツでは、クラブを握ったことのない初心者の方にも、基本のスイングづくりから実際のコースデビューまでサポートしています。
「ゴルフを始めてみたい」
「練習はしているけれど、まだコースへ出る自信がない」
「いつ、どうやってラウンドデビューすればいいのか分からない」
そんな方も大歓迎です。
一緒に練習して、ゴルフ場へ行きましょう!
ゴルフは、コースに出るともっと楽しくなります。

PGAティーチングプロB級


