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ゴルフレッスン

ゴルフ初心者は女性のほうが上達が早いのはなぜ?

こんにちは。
スイングアーツ代表の山本です。本日のテーマは
女性のほうが、正しいゴルフスイングをマスターするのが早いかもしれない
というお話です。

この半年間、たくさんのお客様の練習やレッスンを拝見してきました。
スイングアーツは、女性やゴルフ初心者の方向けのレッスンプランを充実させていることもあり、
「人生で初めてゴルフクラブを握る」という女性のお客様も多く通ってくださっています。お話を伺うと、

  • 「学生時代に特別なスポーツ経験はない」
  • 「運動が得意なほうではない」

という方も少なくありません。

ですが、ゴルフに関して言えば、運動神経はほとんど関係ありません。
瞬発力も、強いパワーも必要ありません。

ゴルフは、クラブがボールを飛ばしてくれるスポーツです。
クラブの重さはおよそ250〜400gほど。
それを正しく振れるだけの力があれば、誰でも十分にスイング、プレーできます。

「力の抜き方」ではなく、「力の入れどころ」の違い

では、なぜ
男性よりも女性のほうが、きれいで再現性の高いスイングになりやすいのか。

理由はとてもシンプルです。

男性は、女性よりも腕力があります。
そのため「腕の力」で初速を出そうとしてしまい、
結果としてスイングの円弧(プレーン)やインパクトが外れてしまうケースが多く見られます。

その結果、

  • クラブ軌道が乱れる
  • 正しいスイングプレーンに乗らない
  • 軸がぶれやすくなる
  • 当たっても曲がりやすい

といった現象が起こりやすくなります。

一方、女性は腕力が小さいため、
クラブの重さや遠心力、体幹・下半身といった大きな筋肉を使わざるを得ません。

この
使わざるを得ない」状況こそが、
ゴルフスイングにおいて最も重要な
効率的なエネルギー伝達を早い段階で身につける要因になります。

体の動きと同時に、クラブの扱い方を覚える

さらに大切なのが、
体の動きを覚えることと同時に、
ゴルフクラブの扱い方や、その性能を最大限に引き出す方法を知ることです。

ゴルフは、力で飛ばすスポーツではありません。
クラブの特性を理解し、
効率よくパワーを伝えることができれば、
少ない力でも、しっかりとボールを飛ばすことが可能になります。

この考え方は、
腕力に頼れない女性ほど、自然に身につきやすいのです。

関節の柔軟性が生む、大きなスイングアーク

一般的に女性は、
股関節や肩甲骨周りの関節が柔軟な方が多い傾向にあります。

ゴルフスイングは
「捻転(ねじれ)」を使うスポーツです。

無理に力を入れなくても、
深いトップオブスイングが作りやすく、
結果として
大きく、ゆったりとしたスイングアークを描きやすくなります。

これが
「女性のスイングはきれいに見える」
と言われる大きな理由のひとつです。

骨盤と重心が生む、軸の安定

女性は骨盤が広く、
重心が低い位置で安定しやすい傾向にあります。

そのため下半身が土台として機能しやすく、
軸がブレにくいスイングを早い段階で身につけやすくなります。

これは
再現性の高いスイングを作るうえで、非常に大きなアドバンテージです。

ここまでの内容は、
男女の優劣を語るものではありません。

女性は
「正しい動きを選ばざるを得ない」スタート地点に立っているだけで、
男性は
「力で何とかできてしまう分、遠回りしやすい」だけです。

正しい体の使い方とクラブの扱い方が整理されれば、
男性は一気に大きな伸びを見せるケースも非常に多いです。

これは能力差ではなく、
上達までのルートの違いにすぎません。

「教えを吸収する姿勢」も上達を早める

もうひとつ、現場で強く感じるのが、
女性はアドバイスを素直に実践される方が多いという点です。

男性は過去のスポーツ経験や
「もっと飛ばしたい」という気持ちから、
自己流のアレンジを加えてしまうことがあります。

女性は
「まずは教わった通りにやってみよう」
という姿勢の方が多く、
結果として正しいフォームが定着するまでの期間が短くなります。

こうした理由から、
結果として女性のほうが、上達スピードが早いケースが多い
と感じています。

もちろん、練習は必要です。
ゴルフは再現性のスポーツですから、
正しい動きを継続して行わなければ、体は覚えてくれません。

ですが、
性別に関係なく、
基礎をしっかり身につけ、
体の使い方とクラブの特性を理解すれば、
必ずゴルフは上達していきます。

最初が肝心です。
ぜひ、正しいスイング理論と正しい練習方法で、
ゴルフをスタートしていただけたらと思います。

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