オーナーのゴルフ奮闘記 シングルへの道
気合の入れすぎ注意!ゴルフは頑張りすぎたら崩れる?
「スクールのオーナーならシングルで当たり前でしょ?」
そう言われることがあります。
でも実際は、100を叩くときもあるし、調子の波にも悩みます。50センチのパターも外します(笑)
今回は、そんなリアルなゴルフの壁と向き合った一日の記録です。
こんにちは。山本です。先日行われた月例会でのラウンドです。
私の所属コースでのハンデは「10」。
いわゆるシングル入り目前という位置です。
このハンデ10になったのが、ちょうど去年の10月末。
あれからもう1年。
「1年以内に絶対シングルになる!」と決めて頑張ってきましたが、
なかなか結果が出ません。
得意の夏にも結果が出ず、それでも諦めずに練習を続け、
前回の競技あたりからようやく少しずつ手応えが出てきたところです。
今回こそ結果を出したい。そんな強い気持ちで臨んだ一戦でした。
ちなみに私のホームコースでは、競技で継続的に結果を残すことが
シングル入りの必須条件となっています。ハンデ10なら、グロスで70台を連発して出すようなレベルです。
一度の好スコアでは認められません。
だからこそ「シングル」という称号には、絶対的な価値がある。
そのぶん、どうしても「なりたい」という気持ちが強くなります。
■ 自分の弱点と課題
私の弱点は、パター、ティーショット、そして最近多い右OB。
正直、ショット全般が安定しません(笑)また、ゲームの組み立て方も安定しません。攻めと守りが中途半端な時があります。そこはぶれずに一貫したいのですが欲が出てしまいます。
スイングアーツのオーナーをしている以上、せめてシングルくらいにはなっておきたいという、勝手なプレッシャーもあります。
■ 前半
1番・2番はパースタート。
途中きわどいショットもありましたが、何とか切り抜けました。
問題の7番で右OBを打って「7」。
ただ2つのバーディーもあり、前半は40で辛抱。
後半に巻き返しをかけます。
■ 後半
伏尾ゴルフクラブの東1〜3番は、私の中で「2オーバー以内でまとめたい」難所。
結果はまさかの6オーバー。
ここで完全にリズムを崩し、気持ちが切れてしまいました。
続くパー5はパーで耐えたものの、そこからは乱調。
ティーショットは悪くないのに、
バンカーでトップしたり、アプローチで寄らなかったり。
最終ホールでは痛恨の「8」。
後半54、トータル94。
いや〜、さすがに心が折れました。
しかもこの54にはOBが1発もありません(笑)
とにかく、すべてが噛み合わない日でした。
■ ハンデを1つ減らすということ
今回のラウンドを通して、改めて痛感しました。
前半・後半を通じて、安定してラウンドすること。
そして、18ホールすべてを通して集中を切らさず、我慢のゴルフを続けること。
それが、どれほど大変なことか。
そして、シングルになるというのが、こんなにも難しいことなのか。
練習しても、調子を上げても、メンタルを整えても、
どこかで崩れる一瞬がある。
その波を小さくし、1ラウンドを通して安定した内容で回るには、
もちろん技術も気合も大切ですが、
それ以上に、積み重ねの精度と冷静な判断が必要なんだと思います。
「ミスを減らす」「無理をしない」「冷静でいる」
簡単そうで、実際のラウンド中ではとても難しい。
でも、だからこそ挑戦する価値がある。
シングルとは、ただの数字ではなく、
心・技・体のすべてが噛み合ったときにだけ得られる称号。
この壁を越えるまでは、まだ時間がかかるかもしれませんが、
だからこそ、この道のりが面白いのです。
■ これから
「今日は楽しもう」「力を抜こう」
そう思っても、気づけば勝手にスイッチが入ってしまう。
これが私の悪いクセです。
堀井コーチからは「気合い入れすぎるとスコア出ないよ!」とよく言われます。
でも~、気合入ってしまう笑
今回の悔しさを糧に、次の競技・その次の競技に向けてまた修行します。
結果を追うのではなく、結果がついてくるゴルフを。
私もまだ道半ば。
だからこそ、同じように悩んでいる皆さんと一緒に、
成長を楽しみながら前に進みたいと思います。
【まとめ】
シングルを目指すというのは、
スコアを縮めること以上に、自分をコントロールする戦いなんだと思います。
ゴルフは本当に終わりのない旅ですね。
でも、その道のりを楽しめるのが一番の幸せだと思います。

スイングアーツ代表
ゴルフの楽しさを広めたい。初心者も経験者も関係なく、「できた!」を感じられる場所をつくることが使命。
自らも日々ゴルフを探求中。現在、USGTFアマチュア資格取得に挑戦中。